10月11日 - 日記

「殿は、辺葦部との関係、灌部、尭部、栖部、傳部のすべて、を刷新したり、改革したいと、願っておられるのですか？

不肖、わたくしめごときの忠言、いまはおか目からひと言だけ申し上げ奉ると、戦ってしまって、リソースを増すよりは、戦いをはぶいてリソースを増す、のが戦略の本義の一でありまするが、われらがリソースというのは作戦しようとするなれば、オーダー・オブ・バトルを組もうとするときには、いつ何時であっても有限でありまする。故に、戦力の集中もときには至極肝要です。

すべての部に、あからさまに挑み、一つや二つが多少変わるところまで、力を投じても、やがてはリバウンドして、押し戻さるることまちごうなきと、推す。

え、儂の言葉遣いの考証がおかしいと？ええい

また、戦略的な妥協を間に咬まさなければ、ものの段が進捗しませぬ。有期限な妥協というのは、真の味方でなくとも、力のための味方というものを作らせませぬる。

有期限の妥協を咬ました戦力の集中は、戦術に喩ゆれば、それは、たとい、四つの部とのあいだにきわどいくらいに弱い防御を敷いても、残りの一つの部にもてるリソースを楔形に吐瀉し吶喊させるようなかたあいを申す。

また、おなじゅうこれを戦略に喩ゆれば、４つすべての部と、き道を用いず、それ、え戦わじし、しかしてあらゆる手をつくしてなこう良くし、篭絡せしめ、以って残りの一つの部を刷新したり、関係を改善していくようなかたあいを申すとぞんじあげまする。これなん、あまたの戦略のうちの一景でありぬる。

殿、こたびはここまで、罷りぬるをおゆるしを。」

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2012-03-11

2012年の3 月 1 1 日は、明るく晴れていたが、天気雨がパラついたようだったので、空をふと見ると、まるで入道雲のような大きい雲が青空を素早く移動していた。