2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年12月29日

国家間における平和的手段はどこまでか。戦略的使用が可能な手段は、すべて非平和的手段となりうるのか。もし平和的手段によって国益を増すために活動をするには、戦略を考えてはいけない、となるとそれはおかしいとも感じる。国民、主権、領土・領海・領空…

2010年12月30日

ツリーがしまわれて、新年に向かう時候だが、ツリーが準備される時期には、FMラジオでロックフェラーセンターのツリーがどこぞから切り出されて運ばれてきました、という内容が放送されていたと思う。アメリカが不況で日本がバブルだったときにロックフェラ…

2010年12月26日

日本の予算などについて、タイにいる方のブログを読んだ。 日本の一般の新聞、そしてもちろん白書類に執筆している、学者や官僚やジャーナリストは、いったい何を書いているのか、と思えてしまう。記事を引用します。 「 つくづく、この国のイデオロギーとい…

2010年12月27日

ForeignAffairsReport誌に、J.S.Nye.Jr.教授の現在執筆本の原稿から抜粋という記事が掲載されていた。リソースをいかに戦略に結びつけるか、などという記述があった。Foreighn Affairs Report誌 2010年、No.12 “The Future of American Power”Joseph S.Nye J…

2010年12月28日

既存の物がそこにあったり、由緒・来歴に縛られていたり、政経・法上の利害が積み重ねられていたりしていても、問題を考えるときはゼロベースで考えることも必要だ。ところで、組織・物・資金・権利等を所有するのにゼロベースからでは大変だ。でも、官費や…

2010年12月23日

移民を現在同様、あまり受け容れずに、かつ、出生率を上げるには、現在の社会慣行を創造的に破壊しないと達成されないと思う。ここまでの歴史的実績としては、維新や革命後の国や政府などの上からの指示や、戦争後に影響力を維持した国による国外からの外圧…

2010年12月24日

「東京都青少年健全育成条例」改定案については、冤罪事件の発生により出世が遅れた警察官僚、とその部下の女性官僚のために条例案を通したかった、とのことらしい。竹中元金融相については、日本がアメリカと対等な関係になっていくためといった目的等のた…

2010年12月25日

ベンジャミン・古歩道氏が、ロン・ポール議員あての書簡というかたちで、世界的な金融レジーム再編を中国資本が行って、それによってアメリカの金融問題も少しおちつかせる、という可能性について示唆していた。本当のところはどうなのだろう。製造業の一部…

2010年12月20日

食糧供給に対する世界貿易や、エネルギー供給に対する原発といういくらかのリスクはあるものの、現代の日本の人口保持力は高く、気候変動へも、正しい情報や分析があれば、高い調整能力が、相対的にあると思う。近代の日本は、戦争や戦略ではおろかであった…

2010年12月21日

近代では政体が変更するような敗戦を喫していない英国も、いにしえには、もともとケルト人がいたのではないかとか、デーン人の征服王朝があったのではないかという。英国におけるデーン人について、くわしくは知らないが、最近は日本のパルプマガジン漫画で…

2010年12月22日

日本を世界の中に国としてべつに残さなくてもいい、という広い合意が世論でなされたと、仮に、する。それならば、それで、自発的国家消滅に向け、“秩序ある撤退”を望む次第だ。さらなる核兵器使用対象となってしまったり、内戦となって多国籍外国軍のOJT先や…

2010年12月19日

鬼頭宏氏の人口に関する研究をネットで検索した。同氏によると、日本が人口減少に直面するのは、歴史上4度目で、縄文時代後半、鎌倉時代、江戸中後期に人口減少を経験しているそうだ。なお、今回の人口減少が「高齢化」という過去になかった要素を含んでいる…

2010年12月16日

アメリカでは硫黄島に旗を立てた人の息子のJames Bradley氏が書いたThe Imperial Cruise: A Secret History of Empire and Warという本が最近読まれているようだ。ところで少し前にオノ・ヨーコ氏が日本の朝のテレビに出演し、司会の人に真珠湾攻撃の日と同…

2010年12月17日

ベンジャミン・古歩道氏の12月10日付けの新刊が出ていたので、第6章「日本が生き残る道」を中心に読んだ。 21世紀はアジアの時代、にしようとすればできる可能性が示唆されていた。しかし、日本はここ4、5年内に少子化問題に積極的に手をうたないと、人口…

2010年12月18日

ノーベル賞受賞者に祝辞を述べる、アメリカ議会の決議案というのがあり、ロン・ポール議員が反対票を投じた。そのときのスピーチのすばらしい和訳を掲載されている方のブログがあり、いい話だと思うので引用いたします。「 議長、私は、この決議案には反対い…

2010年12月15日

中曽根氏がエッセイの中で、日本の政治的な瞬発力のためには、訓練し、素養をつけ、史上の事例を学ぶ必要性を、挙げておられた。政治家のかたの高齢化もすごいが、貴族や資本家が裏で政局を決めていて、建前上の首相等の年齢が若い国・体制よりは、アングラ…

2010年12月14日

大友克洋氏の作品の映画化、このキャスティングで、敷島大佐役をモーガン・フリーマン氏が演じるといわれているそうで、それは物語中の大佐の人物像により深みが与えられてしまうのか、どうか。 - 2012-05-14 13日の東京新聞の社説で横田基地や横田空域が扱…

2010年12月11日

建前的には、リバタリアンというか、反規制だが、要するに、若年期にコンプレックスがあるとか、過去に仕事を始めたころに劣等感があるなどして、ひたすら他人に勝ちたいのが、競争主義者の本音・通奏低音たるエゴだろう、きっと。劣等感が原動力となって、…

2010年12月12日

競争主義者は、攻撃精神が旺盛だ。敵のみならず味方だって本当は攻撃したいくらいなのだろう。若年期・仕事を始めたころなどに劣等感を得て、周りに敵意をいだいているが、知識や直感、経験等から、いわば、生き方の策略的妥協として、組織に入ったり、試験…

2010年12月13日

味方にきびしく、例えば、若い人間の命など、尊く思うどころか、憎ましく思っているぐらいのほうが、戦争の指図において、うまくいったりする。こまったものだ。戦争など、俯瞰したら、理由や由来や因縁をつけた人間同士の殺し合いである。実は督戦隊や憲兵…

2010年12月9日

雑誌のLCC特集があった。7つくらい挙げられていた。結果として、羽田から、仁川、釜山、上海、台北といった韓国・中国方面とのLCCは、運行の予定はないようだ。茨城空港への春秋航空は、例外というか、地方空港を使うので、許可されたのか。羽田から、韓国・…

2010年12月10日

もし、なんらかの事由で、日本人が今よりも国内地方空港を活発に使用しだし、国内航空運賃が格安になり、路線が増大したら、横田空域の周囲を今以上に空路が走り、東京の地下鉄路線類似の状況になるのか?政治家等のかたのLCC利用についてニュースがあったか…