2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年12月3日

2010年11月29日、朝7時前後に、放送大学の授業を視聴した。授業名「国際政治('07)」第9回 体系3、題名「帝国と覇権」。冷戦までの歴史上の具体例として、吉田茂、李承晩、ゴ・ジンジェム等、多くを挙げ、大国が小国を簡単には操作できないのではないか、とい…

2010年12月4日

「若年者就業の経済学」(太田総一氏著)という本をとりあげていたブログがあった。その結語は「結局は、最後は、政治のリーダーシップの問題だ。若者や日本の未来のために、連合利権を打ち破れるか、である」だった。 - 2012-05-04 日本の元マスコミにいた…

2010年12月5日

日本全国の”食育カルタ”をコレクションしている人がいたら、是非、ブログ等で紹介してほしいものだ。 - 2012-05-05 引用 「 ――オス同士が争わないサルの社会があるようですね。 「アフリカ中部の熱帯雨林にすむボノボの社会です。同じ類人猿のチンパンジーは…

2010年12月6日

読んでいて思いついた調べ物などしながらだったので、「昭和史」平成元年朝日出版社発行、をやっと読了。 この本の最後の頁にあたる、6の章末部分、草野氏の結語を引用する。 「レーガンを引きついだブッシュ共和党政権の下でもアメリカの衰退が続くとすれば…

2010年12月7日

ウィキ・リークスが、外交上の公館と本国との通信を傍受した内容などを発表しだし、それがニュースになっていた。今回の内容のうち、サウジアラビアの要請やイランと北朝鮮の関係の発表などは、これらそれぞれの国が不利になるものだと思うのだが。ところで…

2010年12月8日

2012-05-08 中丸氏の、陰謀論と本棚でジャンルわけされそうな本を速読した。平和ならいいが、神道の周辺を抱き込もうとするのはどうなるのだろうか。 つまり、この本に限らず、最近は、山伏とラーバイが似ているとか、日本の国歌をヘブリューで音宛てできる…

2010年12月1日

田母神氏の2009年8月6日広島での講演によると、過去に、重工の最終飛行試験で事故があったとき、自衛隊から幕僚長までは15分程度で報告があがるが、そこから、防衛大臣までは1週間かかったそうだ。 - 2012-05-01今年4月26日にアメリカでCISPAも可決されたそ…

2010年12月2日

エコノミスト誌の日本特集は、"real clear world"という電子記事集合サイトに載ったときに読んだ。有名な雑誌で権威もあるのかもしれないが、それだけでなく、今回は内容もそんなにわるくなかったように思う。日本では、例えば、藻谷浩介氏という方が最近出…

11月29日

大学受験小論文過去問を解いてみた。簡単にしてあります。問題文出典 青山南氏「調べ物の時間」朝日新聞2002年9月12日付・夕刊より問題文要約 「翻訳のため、以前は調べ物に膨大なお金と時間を費やして、ムダが多かった。しかし、インターネットのおかげで早…

11月30日

Origins of World War I (1969) Origins of World War II (1971) Pacific Origins (1977) シュミレーション・ゲームの紹介。ゲームといっても、紙で作られている、大人用のボード・ゲーム。ロンドン周辺の社交クラブの話が日経新聞に載っていたことがあり、…

11月28日

もう武器はこりごりだ、だからといって、まさか歯や爪で、というわけにはいくまい。おかしい。しかし、核兵器は地球が壊れるだろうから、いやだ、だから通常兵器などの武器で戦争をやろう、という論理は、本当はおかしい話なのに、ありうるのがおかしい。核…

11月27日

初期の相撲の技には、危険なものが入っており、あぶない競技であったのが、年を経るにつれ、試合として暴力度合いは洗練され、現在の相撲になってきたそうだ。だから、相撲は、四角形や六角形やら八角形やらの試合場での競技や、古代の円形競技場での競技よ…

11月26日

区立の図書館でも、たまに、興味をひく本があり、館内で結論の章だけを読んでみた。 書名:「日本開戦せば」昭和五十九年十二月十日初版発行 著者:O.Tanin&E.Yohan 訳者:関東軍参謀部 発行所:鵬和出版 1936年に英文で出版されたWhen Japan Goes to Warの…

11月25日

週刊「SPA !」誌11/23・30合併号で、森田実氏と孫崎亨氏に取材した記事が掲載されたようだ。SPA!誌は、中沢新一氏と同じ東大宗教学科出身とかいう初代編集長のときは、創刊後のいきおいがあって、たまに読んでいた。いつも同じ4つのマトリクスが設定され、そ…

11月24日

How to Make War (Fourth Edition): A Comprehensive Guide to Modern Warfare in the Twenty-first Century この本のオンライン書評のうちの一意見が面白かった。書評の要約:著者のダニガン氏は、殆どが手作業で進める軍事シュミレーションを1960年代後期…

11月20日

不況ぐらいでは就職・出産年齢が大幅に下がることはないようだ。日本も、発展途上国といわれる、貧困で多産多死社会を経由したと思う。先進国風の制度を、好きなところだけ、社会背景・組織的営為の根底の趣旨には目を向けず、そのままキャッチ・アップ・模…

11月21日

フランスでは婚外子を認める方向に行った。一人あたり結婚回数が日本ではそんなに多くないとは思うが、婚外子や就学期の出産子を、建前や経済的理由から殺さずに生む方向に向かい、社会全体で応援する、というのも極論だが、ありうる。レイプでないのなら、…

11月22日

例えば、食品業界のうち、この会社が近い将来いいでしょう、などど述べられている事例では、食文化や摂取物の広義での常習性を基盤とした購買の下方硬直性をあてにしているような、そんなふうにかんぐってしまいたくなるような事例があった。他の業界は外資…

11月23日

あるサイトで、岩上氏と孫崎氏の対談の新作を視聴した。日中漁業協定等が従前にあったところ、与党現体制劈頭の省庁による質問趣意書への答弁で、日本側が漁業法等の国内法発動で対処、という確認、下準備がなされた。その後相対的にすぐの事件だったようだ…

11月18日

ビル・トッテン氏のブログに相当するサイト記事が更新されたので、読んだ。記事番号OW938「戦争犯罪と思わぬ米国 」。マニング上等兵の逮捕・拘留の話のあとに、「アメリカ政府はもはや自分のとる行動が例えどんなに恥ずべきものでも戦争犯罪だとは思ってい…

11月19日

イラクでの民間軍事会社所属の、兵器を装備したような“警備員”や、アメリカ国内での荒れた警察官の話で、思い出すのは、映画になった「ロボ・コップ」のドラマツルギーの背景・社会設定だ。コケージアンとしても顔色が青白い、真面目で仕事好きで、愛妻家で…

11月13日

「昭和史」、この「「2 ワシントン体制」の時代」の章は井上勇一氏というかたによる著作。印象部分を要約・引用する。要約や引用 「「2 ワシントン体制」の時代(一)(1)」 二十六頁 第一次大戦が総力戦となり、一般市民に惨禍がおよぶにいたり、戦争の引…

11月14日

第一次大戦発生の原因を、同盟・協商外交にもとめる意見は、英国の覇権に反対するためはないかと思う。抽象的・理想的には、全世界で、国民国家制度や、国家同盟制度を廃止すれば、国家間の戦争は減少するのであろうか。国民国家制度に関し、独逸が強化され…

11月15日

ウィルソン氏の十四カ条は、その第一条に「秘密外交の禁止」を掲げており、これも英国の覇権に反対する内容だった。十四カ条を制定したのは、ニューヨークの資本家達の組織であり、この組織が第一次大戦後にCFRとなったそうだ。特段、親英派に肩入れするつも…

11月16日

十四カ条の第一条は、秘密外交の禁止であって、秘密諜報機関の禁止ではなかった。ネットで検索すると、英国SIDはクリミア戦争時には既にあり、MI6は1909年に設立、露西亜官房第三部は1826年に皇帝官房内に設置され、チェーカーは革命直後の1917年12月20日に…

11月17日

「図書」誌2010年11月、岩波書店、この中に、「ボワソナードの「日中朝三国同盟」献策」という記事があり、読んだ。 法制史がご専門のかたの記事であり、序の部分に「過去を振り返るということは、「人間が歴史の進路を動かせるという可能性」を探り、それを…

11月12日

1921年の11月12日は、いわゆるワシントン会議が開会した日だそうだ。その後、12月13日には四カ国条約にて日英同盟破棄、あけて1922年2月6日には九カ国条約及び海軍軍備制限条約を成立させてワシントン会議が閉幕した。 今日、2010年11月12日、数十年ぶりかで…

11月11日

電車の中でベトナム戦時期のタイガー・パターンの迷彩服を着ていた人がいた。第二次大戦末期にあったとされるライバー・マイスター・スキーム、光とかげ模様迷彩に、黒の入り方が似ていると思った。 うちに帰ったあと、タイガー・パターンをこう、あらためて…

11月9日

11月9日のETVの番組、視点・論点は農水省出身の東大教授の話で、わりあいよかったと思う。 続きものの話の一環なのか、中国の話は殆どふれられていなかった。また、窒素の話もふれられていたが、規制立法論としては硝酸塩に関するフランスのリンドネル親子の…

11月10日

夕方くらいのラジオでバッハ645がながれていた。バッハの歌もの140をインストとしてパイプオルガンで弾いたバージョンだそうで、もっといいテイクが他の演者で収録されているのではとは思ったが、歌ものの、よくありそうな構成と、コブシのきいたベタなメロ…