2011年8月17日

「 東 京 都 青 少 年 健 全 育成 条 例」改 定案 につい ては、 冤 罪 事 件 の 発 生に より 出 世 が 遅 れ た 警 察 官 僚、 と その 部 下の女 性 官 僚 のた め に条 例 案 を 通 したかった、とのことらしい。

竹中 元 金 融相 に つい て は、 日本 がア メ リ カと 対 等 な関 係に なっ ていくために必 要だ っ たら、シ ニ ョ ー リ ア広場 にで も、ど んど ん 連 れて き てただ し たらいいと思う。自 分 とは 学 部 も 違い まし たしね。竹 中 氏 の 専 攻 分 野 にさ ほ ど興 味がな かったので、何 か を教 え て いただく 方として、それほどくわしく知らない。

た だ 、 運 動 の方向 がなかなか進 展し な いと きに 内 ゲ バ と なった ような、ガ ス抜 き を、 タ イミ ン グよく 警察 官 僚 か ら 供 さ れている、かもしれませんよ。

警 察 官 僚は、個 人へ のい ち ずな 気 持 ちの 反 対 は、個 人 への や んご と なき 攻 撃だと 分 析し ている。警察 官 僚や検 察等 が、親 米 派と 離 米 もしく は 対 等派 の 両 方 をいなして、両 方 に 属す る 個 人 の ピ ン・ ダ ウ ン を 、 結 果 と し てな す が、警 察 官 僚 等の 出 世 は、ふ たたび、とど こ お りなく進みだす。

こ れでは 、官 僚 に省 益 あ って国 益 なし。 省 庁を 国 に 喩える と 、外 交が 上手。 け れども、省 益の ために、本 物の ほ うの外 交 は、各 省 庁 の利 益に 供されている。

し かし、親 米 派であ っ て も、離 米も し くは 対 等 派であ っ て も、そ の ” 対等 な 関 係”等 といっ た大 きな 目 的のため に は、官 僚 と 有 期限の 妥協 をし て、官 僚を 当 座 は認め、 味 方 にし た ほうが、いな さ れ るこ とはないのではないか。 省 庁が 欲 しいものは省 益に 他ならない ということにより、本 当は 何 をす る べ きか が 、はっきりすると思う。

ちなみに、タ イに いる人 の ブ ログ にあっ た 、日 本 の 自 殺 者 数と 行方 不 明者数 との関係について、 「 年 間の 自 殺 者 数 平 均 3万人 っ て の も相 当 恣 意的 で、 W H O の算 定基 準じ ゃ少なく見 積もっても 日本 の 自 殺 者 数は 10 万人 突 破 だ そうです。」とい う記 述 があったが、この意味 が、同 ブロ グ の後の部 分ににふたたび述 べられており、それ は ”検 死 に予 算 を ま わしていない”という意 味だそうだ。これは、つまり、そこに 予 算 をまわすと、事 件 の 解 決 率 その 他、 官 僚 の 成 績 が さがるので 行 え ない、というふうに 読 ん だらいいのだろ うか ? 違 う の だろうか?

2011年8月18日

人 は自 ら の 五 感そ の 他 を 拡 張す るよ うな、道 具を 発 達 させ てきた。また、自 ら を守 る 器 具 も 発 達させてきた。

モ ノ の 技 術 を 発 達さ せ るき っかけとなる戦 争に お いて、2 0世 紀 の典 型的な 兵 士は、 双 眼 鏡 ・ 無 線 機・ヘ ル メ ット・ 装 甲 車や 戦 車 を 使っていた。

文 字 を書 く 道 具と し ても、ペ ンか ら、 万 年筆、 ワ ー プ ロ 、と発 達 させてき た。

二 項 対 立させて よ く 述べ られる、 機 能 美と様 式 美をも、 技 術 品は持っている。

モ ノの 意 匠は 、古 く ても 良いも の はあり、 流 行の波 も ある。 大い に 温 故知 新 す る。意 匠は、 特 許 や 実 用 新 案 とは 異 なり、革 新 されない。

あ る モ ノの持つ 技 術が新 し く はなくなっても、その モ ノに 対 し機 能 美や 様 式 美 は感 ずる。

技 術 だけ のモ ノ が 古く な ると、とくにモ ノが複 雑 な も の で あればあるほど、本 当に 古 く なる。本 当 に は古 くな ら ず に、ロ ー テ ク と して 使 われたり、 引 退 し ても な にか の技 術の 母 体と な ったりする技 術 もある。

で は 、美 し さや、技 術たる 機 能、こ れ ら 以 外のモ ノ に対 す る 観 点 という と、 社 会 科学 上 か ら の 観 点 もある。

最 新の 技 術 では な く 、 あ る 程 度 の 美 さの モ ノ でも、骨 董 とし て高 値が つ いたりする。

歴 史 上 のな にか の 動 き に関 わ ったものは 、時 の 篩 に 梳 られ る 確 率も高く 、 希 少価 値 が与え られる。

さ らに は、希 少 価 値が な くとも、よく 知 っ て いる 人に 関わ っ たモ ノは、そ の人 を知 る人 にとっ て は価 値 がある というものだ。

技 術 ・美 術・ 博 物と す ると、未 来 志 向 の 技 術、過 去 志 向 の 博 物、永遠 の 現 在 を 志 向 する 美 術、と いっ たと ころか。こ れらの、例 外として 、良 いロ ー テ ク 、これ か ら 博 物 にな ろ う と いう モ ノの 先 物 買 い、前 衛 芸 術 、モノ と い う メ ディ アの ほう を 革 新 す る 美 術、な ど があ るかもしれない。

2011年8月19日

2 0 1 1年8 月 1 9日。
雷 鳴が 幾 ば くか、と共 に 東 京 周 辺に も雨 が ふった。すると、少 し 涼 気 が通っ て 、 気 候が や や、すごし 易くなった。

自 由 報 道 協 会 とい うところのペ ージ を読 んだ。こう いう、ま っと う な報 道を す る気 概 があ るところを 読 むと、逆 に、マ スコ ミが いかに、比 喩とし て“汚 染” さ れているか、推 せらるる。気 概からし て汚 染 され ている マ スコ ミ は、 やは り低 線 量や高 線 量の実 際の 汚 染に間 接 的に加 担し て いる ようなも のでは な いか。と ころ で、報 道協 会の ほ うのジ ャー ナリ ズムや プ ロフ ェッ シ ョ ナリ ズ ムは、何 をも って 、大 げさ にい う と、 どんな 原 理で もっ て、保 たれ ているのだろうか。さら なる健 やか な成 長を 多く の 人が 望ん で いると思う。

Y o u T u b eで B.J.ト ーマ ス氏の「雨 にぬ れ ても」を聴 いた。この 曲 を、台 風や 梅 雨の長 雨の季 節に、ふ と耳 に す るのも、そ れは それで風 情が あるが、暑 さで噎 ぶよ うな夏 空が、雨 と涼 風で軽 く割ら れた 後に 聴 くのもいいものだ。

2011年8月20日

雨 の 曲とい えば、他に 例 えば、元ち とせ 氏の「恵 みの 雨」が思 い浮か ぶ。こ ちら はデ ジ タル シン セ の不 解 決 感の上に、この 声 質と唄 い 方が 載っ ており、曲 の最 初からし め った 感 じがあ って、曇 天への雨 ご い が、歌 詞 等からも 組 みあ が っている。曲 が 進 み、やや 忘れ たころ?に、繰 り返さ れる新 しい旋 律 形が現 れて、曲 の中に 雨 がふる。ちな みに、ラ ジ オ放送サ イズのポ ップ スに準 拠し たくら いの短 い曲で、や や忘 れた ころに曲 のテー マがや って くるといえば、最 近聞 いた ものでは、ガ イ ガ ー カ ウ ンターをテ ー マ にし た テ クノが思 い浮 かぶ。

あ くま で音 色の 比 喩であ って、乾 燥状 態の 楽 器の鳴 りの 良 し悪 しと は関 係な く、主 観 的描 写として、バ イ オ リ ンの音 は標 準、または、乾 燥した音 色で、二 胡 の音 はコ モッとし け った、泣 くよ うな音 色に感 じ る人がい るなら、そ の人 は元 氏の声 質に湿 気を感 じる だ ろうか?他 曲 や民 謡 曲では こ んな風に は思 わな かっ たのは、な ぜだ ろうか。

さ て一 方、「雨 にぬ れ ても」のほ うは、時 代か ら して、デジ タ ルデ ジタ ルした 音 色 は聞 こ えてこない。少 しか さか さした 弦、あ たた か めのベ ース 、りき まず に聴 く者を 軽 やかに させ るホー ン、普 通の 唄 い方 だが、潤 いと広 がり のある男 性ボ ーカ ルが 、ア レ ン ジ上、中 音の伸 び たのが よく 響い て聞 こえ 、全 体として、湿 ったよ う な音 色ではな く、乾 燥 した、あた たか い音 色を 多く 組み 合わ せて、雨 が歌 わ れる。少 しおど けたよ うに 動 いた り停 まっ たりす ると ころは、「雨 に 唄 え ば」の小オ マー ジ ュかと 訝 し がら せて く れるが、な んと いっても この 曲 のよ さは、その い ざ な わ れ感 にあ ると 思う。

2011年8月21日

「雨 にぬ れ て も」は、雨 が ふ って いて、そ れ が、ぱ っ と 晴れ て解 決 感、と いう構 成で はない。そ れ で はこ の 曲で はな く な ってしまう。ま して や、逆 に、 雨ご い が通じ る解 決 感でも ない。何 か?

し と しとポ トポ ト、う っ とうしく も雨 がふ る。し かし、あ る 時、気 づい て解 決 感が 訪れ る。ほっ こり とした 安 堵 感は、見 上げ た 頭 上 の雨 空な ど、ま るで 澄 んだ 清 廉な青 空であ るかの ように、や すやす とス ル ー して いき、そ し て、遠 く まで 強 く 、気 が巡 って い く、こ の心 地 よ さ。雨で は 遠 くが か すむ は ず な のに、そ の 遠 く をは る か に越 えてい ざ な わ れるという、こ の 醇 美さ よ。

2011年8月8日

電 力 コ ー ポ ラ テ ィ ズ ムは、エ レ キ ン グの 如く 強 い、または 弱 い、か?

エ レ キ ング(初 代)は1 9 6 7年放 送だそうだが、ずっと 後、「ウ ルト ラ セ ブ ン 太陽 エ ネ ルギ ー 作 戦」に登 場したエ レ キ ング の設 定が、 エ ネ ル ギー政 策 を 怪 獣と し てひそかに喩 えた か もしれないという憶 測を、積 極 的 に払 拭さ せ ようとしたかのような内 容だ。タ イア ップ 製 作 って、投 入され た税 金で エ レ キ ン グ の着 ぐ るみを補 修 したりしていた?

ウ ィ キ ペディ ア に よ ると、この エ レ キ ングは、

初 代 と同 じく ピッ ト 星 人に 操ら れ ている。 地 球 の 大 気 を 改 造 する ためピ ッ ト 星 人 が連 れ てきた。普 段はピ ッ ト 円 盤 内の 水 槽 の培 養 液 中 で小 型 化 して 生 活している。今 回 は地 球の 大 気 改 造を 目 的 に 連 れ て来られたため、三 日 月状 の 電 気光 線 は使 用せ ず 、両 手 の 噴 射 口 から 大 量の 二 酸 化 炭 素を 噴 出 する。 ま た 、初 代と同 様 に 尾 か ら高 圧 電 流 を 流 す こと も可 能。二 酸 化 炭 素の量 を著 しく増 大さ せ ることで、地 球全 体の 温 度 を 急 上 昇させ て 環 境 を 悪 化 さ せよ うとした。セ ブ ンに 尾を 巻 き つ け 苦 しめ たが、ア イ ス ラ ッガ ーで 自 慢 の 尾を 切 断さ れ、そ の 後 エ メ リ ウ ム 光 線 で とど め を 刺 された。

この 話 の あら すじは、

ウ ル ト ラセブ ンが 去 っ てから 約3 0年後 の 地 球。何 者 かの 攻 撃 によ っ て負 傷 し たセ ブン が、 墜 落と い う 形で 地 球に 再 来す る所 か ら 物 語が 始 まる。地 球環 境 保 全 委 員 会 に出 席 した フ ル ハ シ隊 長 は 、そ こ で ハイ パ ー ソー ラ ー シス テ ムの 爆 破 事 故 に遭 遇 する 。原 因 不 明 の爆 破事 故を 宇 宙人 の仕 業 と 考え た ウ ルト ラ 警 備 隊は 調 査 を 開始。そし て その夜 、ア ンヌの息 子ダ ンは 森 の 中で 謎の 少 女と 怪 獣を 目 撃する。それ は ピ ット 星 人 の新 た なる 侵 略 計 画 の始 まりだった。

こ の「 太 陽 エ ネ ル ギー 作戦 」、円 谷プ ロ ダ クシ ョ ン が 通 商 産 業省 ・資源 エ ネ ル ギ ー庁と タ イ アップし て製 作し、1 9 9 4年3 月2 1日(太 陽の 日)に 日 本テ レ ビ 系列 で 放 送さ れ た特 別 番 組だそうだ。

2011年8月2日

こ の ド ラ マ、作 り は 粗 く、映 像 技 術 も低 く、予 算 もか け ていなさそうであり、現 在のS F の 作り こみ からす ると、画 面そのものは す ぐ に 厭 き るだろうが、基 本 設 定 だけ がす ごく良 く、似 た 設 定の多 く のS F ド ラ マ・S F 小 説 より、群 を 抜 いている。短 編小 説 な どの 、 文字 で の 焼き 直 し な ら、 ちょっ と 読 ん でみた い気もする。

基 本 設 定を 条 件 変化 させ てしまうと、まったく変 わ ってし まうのだが、それでもこの設 定 について、思 う ところは、大 型 船で はな く、大 船 団 のほうが、 リ ス ク分 散していて よさ そうなものだが、これではこの話ではなくなってしまうか。箱 舟業 界での大 鑑 巨 砲 主 義 者 ?