2011年1月19日

団塊の世代や高度成長の世代はともかく、近年は外向きで悪い奴よりも、内向的な人の割合が増していると感じる。文化的成熟は、かるいオタクの人の割合を増すのか?建前として、多様性を認めないので、帳尻あわせとしてオタクの人が育つ気もする。こういっていいのかどうか迷うが、イタリアやドイツのコスプレ・ファンも、雑誌の立ち読みで写真を見るかぎり、育った地の建前とはぶつかって育っているような顔をしていると、かってに思ってしまう。日本に話を戻すと、建前として、ホワイトカラー的就業形態を序列の上部に置いているが、心底は、分野はなんであれ、職人的職能しかあてにしていないのではないか?

初出2010年1月6日