2011年7月21日

「君 主 が 国を 守 る 戦力 に は、 自国 軍 、 傭 兵 軍、 外 国 支援 軍 、混 成軍と が ある 。 傭 兵 軍 お よび 外 国 支 援 軍 は 役に 立 た ず 、 危 険で あ る 。 ( p.72)」「な お、 共 和 国 に おいては、自 国 軍 を 持っているほうが、外 人 部 隊 の 戦 力による ば あ いよ りも、 一 市 民 の い い な りになる(専 制 君 主制への) 危険 性が 少 な いといえる。(p.74 乃 至 75)」

以 下、第 十 二 章 の 残 部 は 、文 中に「列 王 記 」の ダ ビ ィ デ と ゴ リ アテ の 故 事 を引い て い るこ と からもわかるように、イ タリ ア 都 市 国 家、ミ ラノ 、 ナ ポ リ 、フ ィ レン ツ ェなど にお け る 傭 兵 列 伝となっている。

こ の 中、 英 国 騎 士 からイ タ リ アの傭 兵 隊 長 と なり 、禄 を 食 む先 を 替え ながら都 市国 家間 を 渡 りさすら っ たとい う ジ ュ バ ンニ ・ ア ウ ク ット(ジ ョ ン ・ ホ ー ク ウ ッド ) 氏 の 記 述もあった。

こ の ホー クウ ッ ド 氏は 、様 々 なコ ン テ ンツの 題 材とさ れ てお り、 例 えば 、コ ナ ン ・ ドイ ル 氏 作 の「 ザ・ ホ ワ イト・ カン パ ニー」 とい う 戯 曲 ( 1 8 9 1年 刊)も フィ ク シ ョンながら 、 実 在 し た ホ ー ク ウッ ド 氏 に 材を 得 て い るそうだ。