9月15日

最終消費者・顧客が自分の持ち物を、コンビニやキンコーズなどでカラーコピーして、色味をエンハンスさせることは、近現代の印刷産業と紙出版の採算上ムリだとされた、あらまほしき状態とか、ぜいたくな目標とかを、実現させている、気がつかない事例かもしれない。または、たんなる気のせいかもしれない。
また、カラーコピーすべきソフトが見当たらないとか言う、内なる世界が耕されていないのに、波及効果云々と声高に他人を斬る、のはどんなものかと思う。道具や装置はあとからついてくればいい。いわば「道具プル」?な局面も、広くは人間に必要だと思うが、今、身の回りでは、道具プル・イデオロギーなど、あり余っていて、ヒトの思考までも、もち腐りさせそうだ。思惟的内圧が低いと、道具プル・イデオロギーの侵入を許すぞ、などと言ったりしてね。キャッチ・アップ型思考のままだと、覇気が抜かれ、ため息とあくびはできるが深呼吸ができないスポイトになるぞ、などと言ったりしてね。
道具プルではなく、ソフト・プッシュが、それもちょこっと軽く思いつくくらいの、「この下地だけカラーコピーして強調するといいな」、などというくらいのものが各個規模にかかわらず多様に生起しないかな。あくまで「最終消費者が自分の持ち物を」という話ですが。

2012-02-15
支持母体の関係もあって、政府は公立高校無償化だけは、そのまま続けるようだが、ネット記事で読んだが、そんなものではない、のが他のOECD加盟国のようだ。まさかこの点に関しては、日本は、キャッチ・アップばっかりする必要はない、とか論を張るのだろうか。



「世界の常識は日本の非常識」、その最たるものが「奨学金」です。OECD加盟30カ国のうち「返済の必要のない給付制奨学金制度」があるのは28カ国にのぼり、大学の授業料無償化は15カ国で実施されています。大学の授業料が無償でない上に給付制奨学金制度がない国は日本だけです。

 「国際人権A規約第13条」には、「中等教育と高等教育の無償化の漸進的導入により、すべての者に対して均等に機会が与えられるものとすること」と明記されています。この国際人権規約を批准している160カ国中、日本とマダガスカルの2カ国だけはこの「中等・高等教育の無償化条項」を留保したままです。ようするに、世界160カ国の中で、政府として「中等・高等教育の無償化なんか進める必要はない」と宣言しているのが、日本とマダガスカルの2カ国なのです。