2010年12月5日

日本全国の”食育カルタ”をコレクションしている人がいたら、是非、ブログ等で紹介してほしいものだ。

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2012-05-05
引用

 ――オス同士が争わないサルの社会があるようですね。

 「アフリカ中部の熱帯雨林にすむボノボの社会です。同じ類人猿のチンパンジーは、集団が出会うとオス同士が闘ってときに殺しに発展し、群れの中では子殺しがある。しかしボノボではオスがほとんど争わず、子殺しもない。極めて平和な社会です」

 「なぜかというとメスの地位が高いからです。リーダーのオスはいますが、力の強いメスの息子がなることが多い。オス同士が小競り合いになると母親が乗り出してきて、息子の代わりに大げんかすることもあります」

 「これはメスの繁殖戦略として説明できます。メスは一生に産める子の数が限られています。自分の遺伝子をより多くの子孫に受け継がせるには、息子を高い地位につけ、多くの孫をつくるしかありません。またボノボのメスは発情期が非常に長い。チンパンジーは発情期が短いため、交尾をめぐりオスが激しく競争します。ボノボではその必要がなく、オスが争わなくなったと考えられます」


なぜか、日本の少子化対策の話が思い浮かんだ。政府系の学者さんの、統計をもとにした少子化対策の優等生地区は福井県だそうだ。複数の統計結果をもとにして、福井県の女性の地位が高いから、子供の出生数も多い、と言う。地方といえば、地元の国立大出身者が地方公共団体・地方の金融機関・地方の電力会社等に進んで、ネットワークを作る、というイメージがあるが、どうなのだろう、原発も少なからずある福井県は。