2010年12月23日

移民を現在同様、あまり受け容れずに、かつ、出生率を上げるには、現在の社会慣行を創造的に破壊しないと達成されないと思う。

ここまでの歴史的実績としては、維新や革命後の国や政府などの上からの指示や、戦争後に影響力を維持した国による国外からの外圧によって社会慣行が変化しているのではないか。

移民反対派というは、どの国でも国民国家システムと親和する勢力であるが、この人たちのエネルギーが暴力ではなく出産にむかうというのは、仮にあるとすれば、いいことか?生めよ増やせよという国策は、戦争と結びつけて語られることが多い。極論すれば、いわば、戦争という合法的暴力と女性の権利を抑圧した上での合法的姦通とは、選択的ではなく、同時に進展されていたとも言える。