2010年12月30日

ツリーがしまわれて、新年に向かう時候だが、ツリーが準備される時期には、FMラジオでロックフェラーセンターのツリーがどこぞから切り出されて運ばれてきました、という内容が放送されていたと思う。アメリカが不況で日本がバブルだったときにロックフェラー系列の不動産会社を日本の資本が購入した件をネットで検索してみた。

不動産会社は現金を欲しがっており、売却により手に入れた。日本の会社はアメリカの世論の反発も引き起こしたが、その後利益は出ずにその会社を手放した。日本側は苫米地氏も関わっていたらしい。万が一、象徴的な土地を買ってみたかった、という動機が含まれていたとする。ならば、そのころの日本人には、おごりもあったが、気がいも残ってあり、そして、方法・手段、全体の見通しが野暮だった、ということか。逆に、その頃はいろんな会社横並びで、海外の物件を買っていたそうで、皆がしているから以外の動機がたいしてなかった、理由を訊かれて空気と答える、だったとしても、たいして驚かない。その後に関わったその日本の会社の人は、長い目でみて利益は出なかったけれども、自分達のグループはそれ以降その種の資本家の取引の輪に入れるようになった利益があるなどという趣意の事を言っている記事もあった。1980年代末にして、やっとそういう感じだったのか。


ところで、いよいよ2011年1月から、米国下院の国内金融政策小委員会委員長にロン・ポール氏が就任するそうだ。