2011年2月18日

「ことわざの論理」外山としひこ氏読了。
心理学では確か、「初頭効果」、「最後効果」とあったと思うが、近い内容に「残曳作用」、「遡行作用」との語があてられていた。内実まで表わした実にいい単語をあてたものだと思った。
「思考の整理学」では、小さく2章程度使ってパソコンではなく紙やカードなどでの整理法を具体的かつ即物的に紹介されていた。
詳しく連関されているところと、他分野でもいわれている事の独自表現とのメリハリがすごく、意表をつかれる。
先生と生徒のあらまほしき年齢差の範囲、というところはなるほど、と法則性?を感じた。
2010年1月9日初出