2011年2月21日

雑誌「日経アソシエ」かなにかに、千夜千冊というブログをやっている人のインタビューが載っていた。
テーマは教養で、教養は連関しているという話と、なにか興味のあることをきめて、それに詳しくなるのが重要だという話は納得する。
前者は、売れている本では、「思考の整理学」でも自然と強調されていたと思う。
後者は世の中の複雑系、個は全体を構成すると同時に、全体が個に顕れる、ということに相通じるなとも思った。
後者は、また、安易な戦略論優先を進めずに、おのおのが詳しいことを互いに表明したり、自分で考えたり行動したりするための第一歩でもあるとも感じた。

(初出2010年1月25日)