2011年2月22日

田原聡一郎氏が知り合いの経産官僚氏と会って話したことがメールマガジンで紹介されていた。

大企業でも倒産しうるとか中小企業になりうる、という意味での企業間の競業や、解雇規制の撤廃・緩和、これらをせずに、海外展開を中小企業に薦めている。国内の制度に対して取り組むのではなく、海外であばれるのならいいよという、経済大国ビジョンにのっとった残滓としての策動とも言えないか。

政治的対立を避け、既存の利権を、殆どなにもいじらなくとも短期的に達成できる妥協的解決策、つまり”麻薬”、はこの分野でも、きっと効かなくなるまで、うちつづけられるのですか。