2011年6月25日

野生動物と人間の比較では、一対一の戦闘級では、野生動物の動作の真髄から武道などの作法を研究しうるだろうが、人間とコンピューターの比較では、人間は見てから判断して操作するまで時間が掛かるので、コンピューターのほうが速く、“動体視力”や“未来位置射撃”が本当に使用される戦級の実際の一対一の戦闘級では、ドローンやコンピューターのほうが有利そうであり、人間に何が裨益されるのだろうか。ちなみに、現在のア メ リ カ軍は、戦 時国際 法などは正面から無視している筈だが、誤射があったからであろう、武器発射の判断を人 口知 能に任せることはR O E違反だとしているそうだ。

ルールが簡単な状況では人 工 知 能としても、コンピューターのほうが既に優位にあると聞かされる。しかし、多数対多数や多数対大状況、といった場面、裁量のパ ラ メー ターが多く、かつ、実際の場面を題材にしたsimulationでは、まだまだ人間のほうが優位であると感じられる。